同棲をしてから結婚する人、結婚して初めて一緒に暮らす人、色々な人がいますよね。
私は、夫と2年間同棲をして結婚しました。
ですが、その前に4年間同棲した相手とお別れをした経験があります。
どちらも経験した私が、結婚前に同棲するメリットとデメリットを書いてみようと思います。
メリット・デメリットありますが、私は結婚前に同棲するのは良いことだと思っています。
同棲のメリット
相手のことを深く知ることができる
一緒に暮らすことで、今まで見えなかった相手の一面を知ることができます。
価値観や考え方、家での過ごし方、食べ物の好み、お金の使い方、掃除の頻度など。
自分だけが知っていることが増えていくのも嬉しいですよね。
もちろん自分にとって良い一面ばかりであるとは限りませんが、それは相手にとっても同じことです。
ですが、それを乗り越えることでさらにお互いを深く知ることができると思います。
相手の意外な一面を知れると嬉しいですよね。
共同生活に慣れる
他人と一緒に暮らすこと自体に慣れることも大切だと思います。
ひとりで暮らすのとは違い、ある程度のルールがあったり、自分のペースを崩さなければいけない時だってあるかもしれません。
また自分が他人のどの部分をどのくらい許容できるか知ることができる良い機会です。
結婚後の生活をイメージできるのも安心ですよね。
家事を分担できる
家事を分担することで、負担が半分になります。
何の家事を担当するかは、お互いの得意・不得意や帰る時間など、自分たちのライフスタイルにあった決め方で良い思います。
我が家は夫が料理をよく担当してくれます。
いつも美味しくて、本当に助かってます。
家賃や生活費が節約できる
家賃や生活費を折半できれば、自由に使えるお金が増えたり、貯金が貯まりやすくなったりします。
また、外で会わなくても家で一緒に過ごす時間が増えるので、デート費用もあまりかからなくなるかもしれません。
お家で一緒に映画を観たり、ゲームをしたり、お家デートが捗りますね。
一緒にいられる時間が増える
今まではデートや旅行の間しか会えなかったのが、同棲をすることで生活をしている間も常に好きな人と一緒に過ごすことができます。
「会いたいけど、今連絡すると迷惑かな…」と、相手の予定を気にして連絡できないなんてことはなくなりますね。
毎日がお泊まりの気分で楽しいですよね。
何かあった時に心強い
地震などの災害や隣人トラブルがあったときに、支えあって相談できる相手がいるのは心強いことです。
また、自分が体調を崩したときに看病や家事をしてくれる人がいると本当に助かりますよね。
私は、詐欺や勧誘の訪問があったときに、強く断れる相手の存在がとても心強く感じました。
私はそういうの断るの苦手なんですよね…。
同棲のデメリット
家事の負担が増える
もし相手が家事をやらない人なら、その負担は自分に降りかかります。
それぞれの価値観ですが、すべて相手にさせたい人もいれば、平等に分担したい人もいます。
洗濯や食事などの量はひとり暮らしの倍になるので、それを負担に感じる人はあらかじめ分担しておいた方が安心ですね。
以前一緒に暮らした人は、家事を全くしませんでした。
共働きで生活費も折半していたので納得いきませんでしたが、仕方なくこなしていました。
ひとりの時間が減る
お互いの仕事にもよりますが、一緒に暮らすことでひとりの時間は減ると思います。
ひとりの時間が欲しい人とずっと一緒にいたい人が一緒に暮らす場合は、お互いが相手を理解していないと大変です。
ストレスが溜まってしまう前に、相手がどちらのタイプか確認しておきましょう。
ひとりで過ごす日を決めたり、仕事のシフトをずらしてみたり、お互いが無理のない範囲で調整してみてください。
最初からお互いの個室がつくれるような間取りに住むという方法もあります。
ずっと一緒にいたい人は時にはぐっと我慢して、相手にひとりの時間をプレゼントしましょう。
ずるずると結婚が遠のく
目的もなく同棲していると、結婚のタイミングを失いがちです。
「一緒に暮らしているのだから、結婚してもしなくても変わらない」と思ってしまうのです。
また、女性と男性で結婚を意識し始める年齢やタイミングが違うことも多いです。
同棲を始める前に、先のことについてできるだけ話し合っておくことをおすすめします。
同棲期間を決めておく、結婚についてお互いの考えを聞く…など。
女性は出産のこともあり、あまり先延ばしにしたくない人も多いですよね。
結婚前に恋人っぽさがなくなる
長く同棲していると、だんだんお互いが家族のような存在になっていきます。
私は、それ自体は決して悪いことではないと思います。
ですが、初めてその関係を経験したときはとても悩みましたし、どうにか改善できないかと考えたりもしました。
同じように悩む人もいるのではないかと思います。
そしてデメリットとして上げるなら、結婚前にそうなることで結婚のタイミングを失う人もいるということです。
同棲期間を決めておく、相手に何でもさらけ出し過ぎないようにするなど、
相手とどういう関係になりたいかを想像した上で、対策が必要かどうか考えてみてください。
今では、それでも一緒にいたいと思える相手なら大丈夫かなと思っています。
別れる時に大変
これは考えたくないことですが、同棲している人とお別れする時には少し時間がかかります。
どちらかが今の賃貸に残るのであればスムーズかもしれませんが、
2人用に借りたところなら同棲解消と同時にお互いが引っ越す場合が多いと思います。
退去の手続き、新しい部屋探し、引っ越しの準備など…やることは山積みです。
すぐに別れたいのに、なかなか完全に離れることができないのは辛い期間だと思います。
光熱費やネットの支払いは、どちらかに統一しておくことをおすすめします。
別れる時に面倒なことになりました(笑)
同棲するときに気をつけること
感謝の気持ちを言葉で伝える
相手があなたにしてくれることを「当たり前」だと思うようになったら、その感覚は危ないと思います。
家事に関してがとくに多いですが、どれも相手にとっては「当たり前」ではありません。
「ありがとう」を伝えることは、相手との関係を続ける上で本当に大切なことです。
思っているだけでは伝わっていないことが多いので、ぜひ言葉にして伝えてみてください。
相手が一切「ありがとう」を言わなくなった時にはすでに崩壊した関係でした。
夫と出会ってからは、意識して感謝を伝えています。
お互いに感謝を伝えあうことが大切だよね。
干渉し過ぎない
一緒に暮らしていると、お互いの予定や帰る時間を気にすることが多くなると思います。
どちらかが相手の行動や人間関係をコントロールしようとすれば、それはとても息苦しい生活になってしまいます。
お互いある程度の自由がある生活を送るために、あまり干渉し過ぎないことをおすすめします。
もし帰る時間が気になるのであれば、早めに連絡をもらうなどルールを決めておくといいですね。
また、時にはお互いひとりの時間をつくることも大切かもしれません。
どちらかが我慢することのない関係にしていきたいですね。
以前同棲していた相手は、私が誰かと会うことを良く思わない人でした。
予定が入れづらくなり、あまり人と会わなくなってしまいました…。
部屋の間取りを考える
もしお互いが自分の空間を求めているのであれば、部屋を区切れる間取りの賃貸を探す必要があります。
例えばですが、散らしっぱなしの人間と綺麗好きな人間が一緒に暮らすと大変です。
4年間同棲した相手は、まさに散らかしっぱなし人間でした。
部屋が常に散らかっていてストレスでしたし、片付けても片付けてもキリがありません。
なので私はお互いの部屋を作り、相手の個室以外は綺麗を保つことで満足することにしました。
相手の個室はノータッチです。好きなだけ散らかしっぱなしにしてもらいました。
そして、リビングなどの共有空間に落ちている相手のものは相手の個室に放り込めばいいのです(笑)
夫は私と同じく綺麗好きなので、家はどこも片付いていて今は本当に快適です。
同棲のメリットとデメリットまとめ
以上が私の経験からまとめた、同棲のメリット・デメリットと気をつけることです。
デメリットは、事前に対策しておくことで怖いものではなくなると思います。
結婚前に相手を知る期間をつくることは、その相手とこれから家族として支えあっていけるのかを考える良い機会になるのではないでしょうか。
なにより同棲は楽しいです!
皆さんが好きな人と素敵な時間を過ごせますように。
ここまでご覧いただきありがとうございました。