私たち夫婦の結婚式は、家族だけでの国内リゾート婚を選びました。
当時はコロナが少しだけ収まってきたというタイミングでした。
場所は長野県の軽井沢にある星野リゾートの施設、「星のや軽井沢」です。
国内リゾート地で家族のみの結婚式を挙げるメリット・デメリットを、私たちの体験談をもとにお話します。
結論、家族だけでの国内リゾート婚にして本当に満足しています。
実際の写真もおり混ぜて紹介していくので、参考になれば嬉しいです。
結婚式の体験レポートはこちらの記事で詳しくお話しています。
- 国内リゾート婚を検討している
- どこで結婚式をするか悩んでいる
- 家族だけの結婚式に興味がある
家族のみの国内リゾート婚を選んだ理由
私たち夫婦がなぜ「家族のみ」「国内」「リゾート婚」を選んだのか?
その理由をお話します。
大人数での結婚式に興味がないから
たくさんの人に祝福されて賑やかな式を挙げたい人も多いと思いますが、
私と夫は2人とも賑やかな結婚式にあまり興味がありませんでした。
もともとお金をかけてまで式を挙げる必要はないのではないかと思っていたくらいです。
しかし徐々に、家族のために結婚式を挙げようと思うようになりました。
父とバージンロードを歩いたり、母にベールをおろしてもらったり…
そのような経験をしてもらいたいと思ったのです。
そのため、家族だけを招待した結婚式を挙げることにしました。
両家がそれぞれ遠方に住んでいるから
私と夫が「千葉」、私の両親が「岐阜」、夫の両親が「福岡」に住んでいます。
どちらかの地元で結婚式を挙げるとなると、もう片方の家族にだけ負担が大きくなります。
また、私たち夫婦が住んでいる千葉や隣の東京で結婚式を挙げるとなると、
コロナがまだ流行っている中で、わざわざ人混みに両親を呼ぶことになってしまいます。
それならいっそ、誰の地元でもないリゾート地で結婚式を挙げようという話になったのです。
コロナ禍で人混みを避けたかったから
もし私たち夫婦が住んでいる千葉や隣の東京で結婚式を挙げる場合、
地方に住んでいる家族をわざわざ人混みに招くことになってしまいます。
コロナが少しだけ収まってきたとはいえ、まだ感染の心配がありました。
私たちよりも高齢な両親の方が感染リスクが高いですからね。
自然たっぷりのリゾート地なら、密を避けることができます。
お互いの家族が旅行好きだから
夫と私の家族は色々な場所にところに旅行にいくことが多いです。
ちなみに私たち夫婦はほとんど旅行はしません。
旅行先で撮った写真がよくLINEを通して送られてきます。
そのため、私たち以上に今回のリゾート婚を楽しんでくれるのではないかと思いました。
家族だけの国内リゾート婚のメリット
私たち夫婦が感じた家族だけの国内リゾート婚のメリットをお話します。
家族みんなで旅行が楽しめる
この結婚式は、両家の顔合わせを兼ねていました。
それぞれ遠方に住んでおり、コロナ禍だったという理由で、両家の顔合わせはリモートで行いました。
式の前日に両家そろって食事をしたり、お互いの姉妹・兄弟と一緒に温泉に入ったりしました。
また、それぞれ家族の時間を満喫することもできました。
星のや軽井沢のホテル周辺には、温泉や食事ができる施設がいくつかありました。
中でもショップやレストランが並んだ「ハルニレテラス」は、星野エリアを満喫する上で欠かせない場所です。
ハルニレテラスはウッドデッキで繋がっており、周りには自然が広がっています。
今回のリゾート婚で両家の親睦を深めることができました。
そのまま新婚旅行にもなる
リゾート地で過ごす時間は、新婚旅行も兼ねることができました。
もちろん家族との交流もありましたが、夫婦2人の時間もたっぷり取ることができます。
私たち夫婦の客室は2人部屋なのでこじんまりしていましたが、天井が高くて開放感がありました。
ちなみに、家族が宿泊した客室は3人部屋で私たちよりもかなり広めです。
お部屋の一角に団らんスペースがあり、私も少しお邪魔してゆっくり話ができました。
どの客室内にもテレビはなく、照明も必要最低限。
自然の音だけが聞こえる静かな空間で、とても心が落ち着きました。
客室には日本酒があり、2人でゆったり夜を過ごすことができました。
2人ともお酒には弱く日本酒は初めてでしたが、甘くてとても飲みやすかったです。
変わった教会で挙式ができる
星のや軽井沢には教会が2つあり、私たちは「石の教会」という場所で挙式を行いました。
ここはまず見た目が印象的です。
全体が石でできているのにどこか温かみのある教会でした。
バージンロードが25mもあるのが特徴で、1度ぐるっと回り込んで正面に向かうという面白い造りになっています。
海外リゾートよりも移動が楽
国内なので、海外のリゾート地へ行くよりも楽に移動できます。
パスポートを用意する必要もありません。
今回は高齢の義祖母も結婚式にきてくれることになったので、
移動にあまり負担のない国内のリゾート地を選んで正解でした。
大人数の結婚式より準備の手間が少ない
家族のみの少人数な結婚式は、さまざまな準備の手間が大人数の結婚式よりも少なくなります。
まず人数が少ないので、招待状や席次表が少なくて済みます。
また、一人一人の好みが把握しやすいので、料理や引き出物を選ぶのが楽でした。
大人数の結婚式となると、職場の人を呼ぶかどうか・どこまでの間柄の友人を呼ぶか…など悩むところだと思います。
招待した人たちの席の配置を考える作業も大変ですよね。
家族のみの少人数となると、一人一人に配慮を配りながら準備ができるのが良いところでした。
家族だけの国内リゾート婚のデメリット
家族だけの国内リゾート婚のデメリットをお話します。
ですが、実際私たちはそこまで困ったようには感じませんでした。
現地での打ち合わせが難しい
家から離れたリゾート地になると、当日以外に現地へ行くことが難しくなります。
そのため、結婚式の打ち合わせは別の場所で行うことになります。
実際に見ることができないため、打ち合わせだけではイメージを掴むのが難しい場合があるかもしれません。
私たち夫婦は、結婚式場を選ぶために1度現地へ行ってブライダルフェアに参加してきました。
ブライダルフェアとは?
結婚式の体験イベント。
コース料理の試食、ドレスの試着、挙式の模擬体験など、さまざまなことが体験できます。
式場によって内容がちがうので、事前に各式場のサイト等で確認してみてください。
私たちが実際に体験したのは、個別相談・教会と披露宴会場の見学・コース料理の試食でした。
料理が本当に美味しくて、家族にも食べてもらいたいなと思ったのが一番の決め手でした。
星のや軽井沢は、東京にウエディングサロンがあり、そこで打ち合わせをすることができます。
打ち合わせはメールでも進めていくので、実際にウエディングサロンに行くのは3回ほどでした。
打ち合わせは写真や動画をたくさん使ってくださり、具体的なイメージがしやすかったです。
特に不安はありませんでした。
また、本番の前日に改めて現地で挙式の練習(リハーサル)もあったので安心して結婚式を迎えられました。
移動費や宿泊費が高い
自分の地元など近場での結婚式と比べて、リゾート地での結婚式は移動にお金がかかります。
また、リゾート婚はそのまま宿泊することが多いので、ホテルでの宿泊費もリゾート地ならではの価格になります。
式場によっては、式を挙げる人限定価格でホテルに宿泊できるところもあります。
星のや軽井沢でも式を挙げる人限定の価格で少し安くホテルに宿泊できました。
天候に左右されやすい
リゾート地の自然たっぷりな景色を目的としている場合、当日の天気が悪いと魅力が半減してしまう可能性があります。
何ヶ月も先の天気は分からないから、こればっかりは運ですよね…。
天候の崩れやすい季節を避けたり、雨天の場合のスケジュールもしっかり確認するなど、
当日慌てないために対策を練っておくと安心です。
まとめ
私たち夫婦が「家族だけの国内リゾート婚」を選んだのは下記の理由でした。
また、家族だけの国内リゾート婚を経験して感じたメリット・デメリットはこちらです。
私たちはあまりデメリットを感じなかったので、家族だけで国内リゾート婚をして大正解でした。
これから結婚式を挙げる予定の人たちに少しでも役立てば嬉しいです。
ここまでご覧いただき、ありがとうございました。