好きな人との結婚…
その裏には現実的な手続きがたくさんありますよね。
同時に結婚式や出産を控えている人は、本当に忙しい時期だと思います。
その中でも苗字を変更する人は、特に手続きが多くて大変です。
今回は、そんな入籍(結婚)のときに必要な手続きをリストアップしました。
実際に、私が入籍するときに調べて実践した手順です。
かなりスムーズに手続きできたかなと思います。
手続きのタイミングを入籍前・当日・後日と分けてみました。
ですが、もし時間に余裕があれば、ぜひ早め早めに進めてみてください。
入籍前にやること
婚姻届を出す前にも、意外とできることがあります。
婚姻届を記入する
婚姻届の用紙は役所でもらうことができます。
また、ゼクシィの冊子にも可愛いデザインの婚姻届がついていたりします。
書くのを失敗した時のために、2枚くらい用意しておくといいですね。
また、婚姻届には証人記入欄というものがあります。
婚姻届の証人記入欄
婚姻届には、結婚を証人する成年(18歳以上)2名のサインが必要です。
家族だけではなく友人でもOK。
遠方の家族に書いてもらうなら、早めにお願いしておいた方が良いですね。
両家の顔合わせをするときにお願いするとスムーズかもしれません。
私たちの時は近くに住んでいる共通の友人2人にお願いしました。
戸籍謄本を手に入れる
自分の本籍地とは違う市町村で婚姻届を提出する場合、「戸籍謄本」というものが必要です。
本籍地は、ほとんどの人が自分の実家のあるところだと思います。
もし本籍地が遠方な場合は、本籍地の役所から郵送で戸籍謄本を送ってもらうことになります。
申請書を郵送して更にそこから戸籍謄本が郵送されるので、長くて2週間くらいかかります。
なのでお早めに!
結婚する2人それぞれの戸籍謄本が必要だよ。
本籍地と同じ市町村で婚姻届を出す場合は、戸籍謄本は必要ありません。
理由は、本籍地の役所が戸籍データを管理しているからです。
新しい印鑑を用意しておく
今後の手続きでも必要になります。
ネットでの購入だと届くまで何日もかかることがあるので、早めに注文しておくことをおすすめします。
朱肉を使用する印鑑やシャチハタの印鑑など、必要な分の印鑑を用意しましょう。
私は職場で使用するので、シャチハタの印鑑も作りました。
各申請書を請求しておく
苗字を変更する人は、入籍後に氏名変更の手続きがたくさん待っています。
- クレジットカード会社
- 保険会社(生命保険など)
- 携帯会社
申請自体は実際に苗字が変わってからですが、先に申請書を請求しておくとスムーズです。
請求方法は郵送やダウンロードなど様々なので、各ホームページで確認してください。
申請書は届くのに1週間くらいかかるところもあります。
入籍当日にやること
効率的に進めるために、場所ごとにリストアップしました。
婚姻届を提出する(住民票をもらう)
本籍地にしたい役所に婚姻届を提出します。
- 婚姻届
- 戸籍謄本
- 本人確認書類
- 印鑑(旧姓で、朱肉を使用するもの)
そして、この時に必ず住民票を手に入れておいてください。
運転免許証の氏名変更で必要になります。
住民票の発行には手数料がかかります。
国民健康保険の氏名変更(国民健康保険に加入している人)
国民健康保険に入っている人は、役所で手続きが必要です。
期限は入籍後14日以内なので余裕はありますが、一緒に済ませてしまうのが良いと思います。
- 国民健康保険証
- 本人確認書類
マイナンバーカードの氏名変更
マイナンバーカードの氏名変更も入籍後14日以内にしなければいけません。
こちらも、せっかく役所に来ているので、ついでに済ませてしまいましょう。
- マイナンバーカード
- 本人確認書類
運転免許証の氏名変更
警察署や運転免許センターで手続きが行えます。
新しい苗字の運転免許証がないと、今後の手続きができません。
- 住民票
- 旧運転免許証
当日が難しそうなら後日でも大丈夫ですが、とにかく早めにしておいた方がいいと思います。
後日にやること(当日でもOK)
入籍当日は時間が無かったり、休日だったりして出来ないこともあると思います。
こちらは、翌日以降の空いた時間に進めていくリストです。
もし当日にできそうなら、早めに済ませてしまいましょう。
社会保険証の氏名変更(社会保険に加入している人)
社会保険に入っている人は会社で手続きをします。
変更方法は会社によって違うと思うので、確認してみてください。
結婚相手の扶養に入る人や、相手を扶養に入れる人は、その手続きもあります。
会社では、名札や名刺など変更するところがたくさんありますね。
銀行口座の氏名・届出印の変更
銀行口座をいくつも持っている人は、それぞれの銀行で手続きが必要です。
そのまま届出印の変更をする流れになると思います。
- 運転免許証
- 印鑑(新・旧)
- 通帳
- キャッシュカード
楽天銀行などのネットバンクは、オンラインで手続きができるところもありますね。
クレジットカードの氏名変更
クレジットカードをよく使用する人は早めに手続きしましょう。
事前に請求した申請書を郵送します。
クレジットカードの氏名変更後は、そのカードを使っているところでもカードの情報を更新しておきましょう。
保険会社・携帯会社での登録更新
氏名変更と同時に、クレジットカードの情報も更新しておきましょう。
これらも、事前に請求した申請書を郵送します。
公共料金の氏名変更
電気・ガス・水道などの契約者情報も変更が必要です。
クレジットカードや銀行引き落としで支払いをしている場合は、そちらの情報も更新しておきましょう。
パスポートの記載事項変更
住民登録がある都道府県のパスポートセンターで申請できます。
受け取りまでは6日間くらいかかります。(土日祝・年末年始を除く。)
新婚旅行で海外に行く予定があるなら早めに変更しておきましょう。
- 申請書
- 戸籍謄(抄)本
- 現在のパスポート
- パスポート用の写真
私はパスポートの期限が切れていました。海外に行く予定もないので、新たに発行はしていません。
こちらも忘れずに
結婚見舞金の申請
会社によっては、結婚見舞金が出るところもあります。
自分で申請しないともらえないので、期限内に忘れず申請しましょう。
私の職場では受理証明書が必要だったので、役所で婚姻届を提出したときに発行してもらいました。
各登録サイトの登録更新
皆さんが登録しているサイトの中にも、苗字やクレジットカードの情報を更新する必要があるものがあります。
緊急性はあまりないかもしれませんが、時間があるときに少しずつ変更しておきましょう。
- ショッピングサイト(Amazon、楽天など)
- サブスクリプション(Hulu、Netflixなど)
- ポイントサイト(Tポイント、dポイントなど)
- デジタル会員証(美容院、飲食店など)
探すと意外とたくさんあるんですよね。
入籍(結婚)のときに必要な手続きリストまとめ
以上が、入籍(結婚)のときに必要な手続きリストです。
こうして見ると苗字を変更する手続きって本当にたくさんありますね。
これから始まる結婚生活のために、皆さんがスムーズに手続きを済ませられますように。
ここまでご覧いただきありがとうございました。