2人目出産レポ①の続きです。
1人目の出産では、息子が産後2日目でNICUに転院してしまいましたが
2人目では最後まで入院生活を一緒に過ごすことができました。
入院中のスケジュールや体調の変化など詳しくお話していきます。
1人目出産後の入院生活についてはこちらの記事でお話しています。
- 産後の入院生活について知りたい
- 産後に起こる身体の変化が気になる
- 母子同室で入院する予定がある
- 混合・完ミで育てようと思っている
出産当日の午後
お昼の11時頃に出産を終え、この日はひたすらベッドで体を休めました。
赤ちゃんと同室になるのは翌日からでした。
栄養満点な食事
私が出産した病院は、食事がどれも美味しくてボリュームたっぷりでした。
入院中の食事が1番の楽しみでした。
出産でボロボロの体に、栄養満点な食事が沁みました。
産後は体の痛みであまり動けず、赤ちゃんのお世話も大変なので
次の食事の時間がいつも待ち遠しかったです。
病院選びに悩んでいたら、食事が美味しいところを選ぶと入院生活がさらに充実すると思います。
夜に後陣痛がくる
20時頃、助産師さんが病室へ来て
今のところ痛みはなさそうかな?
夜に痛くなるかもしれないから、お守りで痛み止め渡しておくね。
と言って、痛み止めを処方してくれました。
そしてその夜、22時くらいから本当に後陣痛がきてしまい、なかなか眠れなくなってしまいました。
後陣痛(こうじんつう)とは?
出産後、子宮が元の大きさに戻ろうとする時に起こる痛み。
初産婦よりも経産婦の方が強く感じやすく、授乳をすると痛みが増すこともあると言われています。
この日はもらった痛み止めを飲んで何とか眠れました。
1人目のときよりも痛みが強く感じました。
痛み止めをもらっておいて本当に良かったです。
産後 1日目
出産翌日になると、朝から全身が筋肉痛になっていました。
昨日たくさんいきんだからかな?と思いました。
傷口と後陣痛の痛みに加えて筋肉痛まで増えて、産後は本当にボロボロなんだなと改めて感じました。
赤ちゃんが部屋に来る
とうとうこの日から母子同室です。
9:30頃に赤ちゃんを連れた助産師さんが病室にやって来ました。
ミルクは8時に2~3口だけ飲んだくらいだよ。
あまり飲めていない上に、その15分後にミルクを吐き戻してしまいました。
1人目の時にもミルクを吐き過ぎてNICUへ行くことになったから心配だな…。
とは言え今は私にできることもなさそうなので、とりあえず赤ちゃんの爪を切ることにしました。
産後初めての爪切り
産まれたばかりなのにすでに爪が伸びていることに改めて驚きました。
そして、とにかく薄くてふにゃふにゃし過ぎて切りづらかったです。
自宅で上の子の爪を切るときには、切った爪が落ちないよう爪切りにベビーワセリンを塗っていましたが
病院には持ってきていなかったので、ベビーワセリンの代わりにピュアレーン(乳頭保護クリーム)を爪切りに塗って切りました。
特に問題なく爪が切れました。
ピュアレーンは赤ちゃんの口に入っても安全なのでおすすめです。
母乳を諦めてミルクに
我が家では1人目が産まれて数週間で完全ミルクに移行したため、
今回の2人目は「初乳をあげたらあとは完全ミルク」と夫婦で決めていました。
母乳から完全ミルクに移行して体験した内容はこちらの記事でお話しています。
11:00になり授乳の時間になりましたが、
赤ちゃん寝ちゃってるから、母乳は次の授乳からチャレンジしようか。
今回は母乳は諦めてミルクをあげることに。
少しゴクゴクしたら、すぐに飲まなくなってしまいました。
私のおっぱいは赤ちゃんが飲みやすい形では無かったのと、退院後は完全ミルクにする予定だっため
入院中はミルクをあげながら、母乳は何となくチャレンジする程度にしました。
14:00になり、やっとミルク(20ml)を全部飲んでくれて一安心。
母乳も時々チャレンジすると少しだけ飲ませることができました。
母乳をあげる度に後陣痛がくるので、正直授乳は辛かったです。
産後はじめてのシャワー
14:00のミルクをあげた後、赤ちゃんがぐっすり寝てくれたので
次のミルクまでの間に産後初めてのシャワーを浴びることにしました。
私が入院した病院では、9:00~17:00の間に赤ちゃんをベビー室にあずけてシャワーを浴びることができました。
シャワーは1つしかなかったので、混まないよう早めに浴びておくことに。
昨日の出産で汗をかいたので、1日ぶりのシャワーは気持ちよかったです。
その後、17:00と20:00にもミルクを全部飲んでくれました。
夜間は母子別室に
私が入院した病院では、21:00以降は赤ちゃんを預かってもらえることになっています。
希望があれば母子同室も可能でしたが、退院後の生活を考えると今はぐっすり寝ておくことにしました。
入院している他のママもみんな夜は赤ちゃんをあずけているようでした。
出産翌日になってから脚のむくみが気になっていたため、着圧タイツを穿いて寝ることに。
その後なぜか入院中は着圧タイツの締め付けが嫌になり、クッションで脚を高くして寝ました。
それだけでもかなり効果があったのでおすすめです。
そして、この日の夜中にも少し後陣痛がありました。
産後 2日目
この日は診察があるため、朝から尿検査と採血をしました。
この頃から少しずつおっぱいが張ってきていました。
産後はじめての診察
9:30頃、産後になって初めての診察がありました。
妊婦健診と同じようにエコーと内診をして、子宮の戻りと傷口の確認をしてもらいます。
うん、子宮がきれいに戻ってきてるね!
その後は病室に戻り、前日同様に赤ちゃんのお世話をしながら過ごしました。
この日はミルクを30mlしっかり飲んでくれたので良かったです。
母乳も次のミルクまでの間に泣いていたら時々飲ませていたのですが、
午後からはおっぱいがパンパンに張り、触らなくても常に痛い状態が続きました。
おっぱいの張りと脚の浮腫み
21:00に赤ちゃんをあずけて以降は、おっぱいの張りがさらに悪化して辛い時間を過ごすことに。
とにかくパンパンに張り、おっぱいの形が変わっている程でした。
この時はこれが1番痛くて辛かったです。
寝返りを打つのも痛いし、歩くと重力で痛かった。
とにかく1番辛かったです。
さらに、脚もパンパンに浮腫んでいたので、クッションで脚を高くしました。
この時は正座もできないくらい浮腫んでいました。
発熱っぽい症状がでる
辛くて眠れない時間を過ごしていると、徐々に体調が悪化していきました。
寒気と体の節々が痛くなり、発熱のような症状が。
体を確認してみると、おっぱいの張りが脇のリンパ辺りまで広がっていました。
ナースコールを押そうか迷うレベルでしたが、結局押さなかったです。
何となく申し訳なくて押せませんでしたが、この時に遠慮せず頼れば良かったなと後悔しています。
後陣痛もあったので貰っていた痛み止めを飲んで、おっぱいから脇のしこりにかけて冷えピタを貼りました。
あとはとにかく、脇のしこりをマッサージ。
すると、しこりが柔らかくなって少しだけ楽になりました。
痛み止めが効いたのか後陣痛も治まってきていたので、その日は何とか眠ることができたのです。
産後 3日目
朝起きたら熱っぽさがなくなり、胸の張りも少しだけマシになっていました。
とは言え、相変わらずパンパンで触らなくても痛い状態は続いていました。
脚を高くして寝たので、脚の浮腫みも少し治まっています。
朝、病室にきた助産師さんと少しお話をしました。
よぐさん、おはよう。
おっぱいの張りはどう?
昨晩かなり辛かったんですけど、ピークは過ぎたかなという感じです。
昨晩の症状を詳しくお話しました。
もう少し早く言ってくれたら、母乳を止める薬もあったのに。
え!?そんな薬があったんですか?
もっと早く言えば良かったです…。
退院後は完全ミルクの予定でしたが、初乳をあげたい気持ちがあったので母乳を止めるという選択肢は思いつきませんでした。
ですが、あんなに辛い思いをするなら、もう薬に頼ってしまっても良かったかもしれません。
赤ちゃんが受ける検査
出産後の赤ちゃんはいくつかの検査を受けるということで、検査の説明を受けました。
ビタミンKのシロップは退院後にも自宅で飲ませました。
その後もさまざまなやりとりがありました。
- 出生届・母子手帳の受け取り
- 1ヶ月健診の予約
- 退院時の会計についての説明
この日はいくつかの説明を聞き、書類にサインをしたり退院の準備をして過ごしました。
産後 4日目
この日は待ちに待った退院の日。
朝から尿検査・血圧・体重を測り、診察を受けました。
子宮のポリープが消えた
子宮がここまで戻っていれば安心だ。
でも、1ヶ月健診まではシャワーだけにしてね。
わかりました!
子宮にあったポリープはどうなってますか?
ポリープ?
うーん、もう無くなってるね。
なんと、出産前にあった子宮のポリープが出産と同時に消滅していたのでした。
産後に手術で取らなければと思っていたので、本当に嬉しかったです。
私は子宮にポリープができやすい体質らしく、今まで2回手術で切除しています。
その後、10:30頃に夫が上の子を連れて迎えに来てくれました。
夫とはLINEで連絡をとっていましたが、上の子と会うのが久しぶりだったので嬉しかったです。
立ち会い出産も入院中の面会もしなかったので、夫はこの日が赤ちゃんとの初対面でした。
まとめ
以上が2人目出産の入院生活レポートです。
産後は体のさまざまな部分にトラブルが起こり、本当に大変でした。
1番つらかったのが「母乳に関するトラブル」です。
もっと早めにナースコールをして頼れば良かったです。
2人目の出産でしたが、母子同室で最後まで入院生活を送るのは初めてだったので新鮮でした。
1人目の時とは違い、入院中はゆったりする時間がたくさん取れたのが良かったです。
長くなりましたが、この記事がこれから出産をする予定の人に少しでも役立てば嬉しいです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。