私は1人目のときに、里帰り出産をしませんでした。
2人目も里帰り出産する予定はありません。
家族はみんな遠方なので、夫と2人だけでの子育てです。
大変なこともありますが、良いこともたくさんありました。
今回は里帰り出産をしなくて良かったこと・大変だったことをお話します。
また、里帰り出産をするかどうか悩んでいる人のために、里帰り出産に向いている人・向いていない人についてもまとめました。
里帰り出産しないという選択は、私たちには合っていたなと思っています。
里帰り出産をして良かったこと
私が里帰りをしないで出産をして、良かったと思うことをお話します。
パパと子どもがずっと一緒にいられる
これが1番良かったと思っていることです。
大切なイベントは、夫と一緒に迎えたいという気持ちが大きかったからです。
子どもの成長は本当に早く、毎日のように新しい発見がありました。
その時間を夫と一緒に見ることができて、本当に良かったと思っています。
夫は育休を半年も取れることになり、一緒に子育てができました。
また、子育てのスタートから一緒に頑張ってきたので、夫は私と変わらないくらい息子のお世話ができます。
それは夫の育休が終わった今でも変わりません。
私が美容院やお買い物など1人でお出かけするときにも、気軽に息子を夫に任せることでできて助かっています。
同じペースでお世話ができるようになったので、子育ての相談もしやすかったです。
自分たちのペースで子育てができる
里帰り出産をすれば、子育て経験のある家族に助けてもらえることは確かに魅力的です。
しかし、里帰り先の家族と子育ての方針のちがいなどでストレスを感じることもあります。
自分の親が子育てをしていた時代とは、子育ての常識が変わってきているため仕方のないことかもしれません。
産後はママの心も不安定になりやすいですからね。
2人だけの子育てはたくさん迷うこともありますが、
それでも、自分たちのペースで子育てができて気が楽でした。
環境の変化でのストレスがない
初めての子育てはそれだけで不安でいっぱいです。
なので、せめて環境は安心できる場所にしたいですよね。
今いるところと里帰り先とでは、環境が大きく変わる人も多いですよね。
私の場合は、里帰り先に赤ちゃんと一緒に過ごせるスペースがなさそうでした。
また、病院も里帰り先に近いところに変えることになります。
出産が近づくと通院の回数も増えるので、通院の方法についても考えなければいけません。
私の場合は、今の家よりもかなり不便になりそうでした。
産前産後は体や心のトラブルが起きやすくなります。
そんな時に、そばにいて欲しい人や安全な環境を選んでみてください。
里帰り出産しなくて大変だったこと
私が里帰りしないで出産をして、大変だったことをお話します。
産後あまり休めない
産後の体はボロボロです。
いくら動けそうでも、休んだ方がいい期間があります。
産褥期(さんじょくき)とは?
妊娠中に変化した体が、妊娠前の姿に戻ろうとする期間。
産後6~8週間ほどと言われています。
また「床上げ」とは、産後3週間目を布団から出て少しずつ動き出すタイミングとしてそう呼ばれています。
ですが、なるべく無理をせずゆっくり体を休めましょう。
私はすべてを夫だけに頼るのは申し訳なく感じ、少し無理をしてしまいました。
体がボロボロとはいえ、意外と動けてしまうんですよね。
産後は子宮から悪露(おろ)というものが出るのですが、
無理をしたせいなのか、収まってきていた悪露が急にたくさん出てきて怖い思いをしました。
初めての子育ては、2人で協力してもいっぱいいっぱいです。
子育て経験者の家族の支えがあれば、もう少し体が楽だったのかもと思うこともありました。
相談する人が近くにいない
里帰り先には子育て経験のある家族がいます。
また、ママになった地元の友達がいる人もいると思います。
私の場合は、今住んでいるところにそのような知り合いがいませんでした。
子どもが少し大きくなってからは、近所の児童センターに通うようにしました。
母乳のことや仕事復帰のことで、とても悩んだ時期があり
その時は、母や地元の友達に連絡をして話を聞いてもらいました。
連絡をしたのは本当にすごく悩んだときだけでした。
普段から周りに相談できる人がいれば、もっと気軽に色々なことが相談できるのにと思うこともありました。
なかなか孫に会わせてあげられない
里帰り先が遠方だと、里帰りしなければなかなか子どもを家族に会わせることが難しくなります。
私と夫の家族は、子どもが1歳になるまでに2回しか会えませんでした。
会えない分、写真や動画だけでも送ってあげようと「みてね」というアプリを活用しています。
このアプリに写真や動画を投稿すると、離れた家族とみんなで同じものを共有できるようになっています。
それぞれに個別で送らなくてもいいので、簡単に見せてあげることができます。
家族みんながこのアプリの写真や動画をいつも楽しみにしてくれています。
里帰り出産に向いているのはこんな人
里帰り出産をしようか悩んでいる人もいると思います。
そこで、里帰り出産に向いている人の環境をまとめてみました。
里帰りをすることで家族のサポートを得ることができて、安心して子育てができるなら里帰り出産はおすすめです。
ママの心に余裕ができることが1番大切だからです。
出産時や産後しばらくは本当に大変なので、頼れる人はどんどん頼りましょう!
里帰り出産に向いていないのはこんな人
今度は反対に里帰り出産に向いていない人の環境をまとめました。
夫が協力的だったり、今の家に家族が手伝いにきてくれる人は、里帰り出産をしない選択をしても良いと思います。
また、里帰りをしてストレスを感じるようなら、必ずしも里帰りする必要はありません。
里帰りしたけどやっぱり耐えられなければ、帰ってきても良いですしね。
里帰り出産をしないときに気をつけること
里帰り出産をしない人が事前に気をつけたいポイントをまとめました。
陣痛がきたときに備える
里帰りをしない場合、1人でいるときに陣痛がくることもあります。
そのようなときに備えて、あらかじめ「陣痛タクシー」に登録しておくことをおすすめします。
陣痛タクシーとは、陣痛がきた妊娠にも対応してくれるタクシーです。
破水などでシートが汚れてしまうことがあるので、普通のタクシーだと断られてしまうこともあります。
また、上の子がいる場合は、いざとなったときに預けられる場所を探しておく必要もあります。
妊娠中はいつ何が起こるか分からないので、いざとなったときの備えは大切です。
お出かけの際には、必ず母子手帳と保険証を持ち歩きましょう。
夫とよく協力する
里帰り出産をしない場合、夫の協力が必要不可欠です。
産まれたばかりの赤ちゃんのお世話は大変。
数時間おきに授乳やおむつ替え、泣いたらあやして寝かせてあげたり
吐き戻しやおもらしなどで洗濯物は増えるし、ミルクなら哺乳瓶の洗浄や消毒をしなければいけません。
これが昼夜関係なく続くので、なかなか自分がゆっくり眠る時間が取れません。
寝不足になると、イライラしたり気分が落ち込んだりすることもあります。
夫と交代でお世話をするなど、お互いが休みながら子育てができるように協力することが大切です。
頼れるものは頼る
夫婦2人だけの力ではどうにもならないことも起こるかもしれません。
そのようなときに、頼れる場所を探しておくことをおすすめします。
- ファミリーサポートセンター
- 一時保育
- ベビーシッター
- 児童センター
事前の登録が必要な場所もあるため、自分が住んでいる市町村のホームページ等で確認してみてください。
ファミリーサポートセンター
子どもをあずける依頼会員・子どもをあずかる提供会員にそれぞれ登録できます。
ファミリーサポートセンターは、その2組の会員を繋いでくれる組織です。
子どもの送り迎えや、一時的なあずかりなどをお願いすることができます。
一時保育
保育園に通わせていない人が、一時的に子どもを保育園にあずけることができる制度です。
仕事の有無は関係ないため、誰にでも利用することができます。
急な用事だけではなく、親のリフレッシュのためにあずけることもできます。
ベビーシッター
自宅で親のかわりに子どものお世話をしてくれるのがベビーシッターです。
身の回りのお世話を広く対応してくれるため、安心して任せることが出来ます。
あずける理由も広く対応してくれるためとても助かります。
児童センター
子育てをしている親子が集まる場所です。
子ども同士・親同士での交流が気軽にできます。
また、イベントを行っているところもあり、工作をしたり体を動かしたり子どもに色々な体験をさせることができます。
外でいっぱい遊んで、家でぐっすり寝てくれると嬉しいですよね。
子育てをしている親や児童センターのスタッフに子育ての相談をすることもできます。
里帰り出産をしなくて良かったこと・大変だったこと まとめ
私が里帰り出産をしなくて良かったとこ・大変だったことはこちらでした。
大変なこともあったけど、私たちは里帰りをしなくて良かったと思っています。
里帰り出産をするかどうか悩んでいる人のために、向いている人・向いていない人の環境についてまとめました。
▼里帰り出産に向いている人
▼里帰り出産に向いていない人
里帰り出産をしないという選択をした人へ、事前に気をつけることをまとめました。
頼れる人たちに気軽に頼りましょう!
これから出産を控えている人に少しでも役に立てば嬉しいです。
ここまでご覧いただき、ありがとうございました。