家で陣痛がきたときって、何をすればいいんだろう?
自分にできることって何だろう?
初めての出産は不安ですよね。
陣痛がくるとパパもママも慌ててしまうこともあると思います。
今回は、私の体験をもとに病院に行くまでの間に自宅ですることをリストにしてみました。
当日慌てないように、今から確認しておくと安心です。
実際はあまり余裕がないかもしれませんが、
この中で出来そうなことがあれば試してみてください。
1人目の陣痛~出産までの体験談はこちらで詳しくお話しています。
- 初めての妊娠(初マタ)
- 出産が近づいていて不安
- パパにできることも知りたい
陣痛がきた時にすることリスト 一覧
自宅で陣痛がきたとき、病院へ行くまでにできることをリストアップしました。
「パパにできること」もそれぞれ提案しています。
陣痛の間隔を測る
「陣痛かな?」と思ったら、まずは間隔を測ってみてください。
この間隔が何分なのかでお産の進み具合が分かります。
「陣痛の間隔」ってどこ?
「痛みが始まるタイミング」から「次の痛みが始まるタイミング」までの時間です。
初めての出産の場合は、産まれるまでに何時間もかかることが多いです。
まずは落ち着いて時間を測ってみてください。
陣痛アプリを使うと便利
「陣痛アプリ」を使えば、タップ1つで間隔を測ることができます。
また、履歴も残るため病院への連絡をするときにも役立ちます。
▼ 私が実際に使用した陣痛アプリ
「陣痛きた」「おさまった」というボタンと、陣痛履歴だけというシンプルな内容が使いやすかったです。
また、共有設定というものがあり、他の家族と内容を共有することができます。
事前に病院から「陣痛が〇分間隔になったら連絡してください」と言われることが多いです。
そのため、その間隔になるまでは時間を測りながら自宅で過ごすことになると思います。
私は陣痛が始まって病院に行くまでに15時間かかりました。
家族に連絡する
そばにいない場合は、パパや協力してくれる家族に連絡をとりましょう。
病院まで送ってもらったり、上の子を預ける準備が必要な人は早めに連絡しておくとスムーズです。
直接来るわけではなかったですが、心配している実家の家族にも連絡をしました。
陣痛バッグ・入院バッグを出しておく
事前に準備していた陣痛バッグと入院バッグをすぐ持って行ける状態にしておきます。
直前に入れる物もいくつかありますよね。
- 母子手帳
- 診察券、健康保険証
- 財布
- スマホの充電器 など
陣痛バッグ・入院バッグの中身については、こちらの記事で詳しくお話しています。
食事をとる
食べられそうなら痛みが弱いうちに何か食べておくと良いと思います。
人によっては産まれるまでに何時間もかかる場合があるため、
最後まで体力をもたせるためにも栄養補給をしておくと安心です。
私のときは、夫がうどんを作ってくれました。
お風呂に入る(破水してなければ)
破水していなければ、お風呂に入っておくことをおすすめします。
身体を温めるとお産が進みやすくなるとも言われています。
また、産後は医師の許可があるまでシャワーを浴びることができない場合が多いです。
さらに、お風呂となると産後は約1ヶ月入れないため、今のうちに入っておくのも良いと思います。
私の場合は、出産の翌日からシャワーを浴びることができました。
出産に向けて外せるものは外しておく
お風呂に入っても入らなくても、出産に向けて身につけているものは外しておきましょう。
- お化粧
- ネイル
- コンタクトレンズ
- 指輪やアクセサリー
出産では突然帝王切開になることもあります。
そのため、事前に身につけているものはすべて外しておくと安心です。
なぜお化粧は落とした方がいいの?
病院では常にママの健康状態を確認しています。
お化粧をしていると、顔色が分かりづらくなるため危険なのです。
出産のあとはしばらく体が辛いため、お化粧を落としている余裕もないと思います。
なぜネイルは落とした方がいいの?
理由は2つあります。
1つ目の理由は、貧血や健康の状態を爪の色から確認するためです。
出産時に限らず、妊婦健診でも爪を見ることがあるため落としておいた方が良いです。
そして2つ目の理由は、体の状態を確認する装置を指に装着したときに正しく測定できないためです。
パルスオキシメーターといって、血中酸素濃度を測る装置を装着することがあります。
妊娠中は何が起こるか分からないので、早めに落としておくと安心ですね。
なぜ指輪やアクセサリーを外した方がいいの?
帝王切開で使用する電気メスは指輪やアクセサリーなどの金属を身につけていると感電してしまうため、火傷の危険があります。
また、妊娠中はむくんで指輪が外せなくなる可能性があるため、早めに外しておくと安心です。
むくんで指輪が抜けなくなってしまったら、切断することもあるようです。
破水したらお風呂に入ってはダメ?
どうして破水したあとはお風呂に入ってはいけないの?
感染の可能性があるからです。
破水をした場合、赤ちゃんは外と直接つながっている状態になります。
そのため、お風呂に入ると細菌が膣から中に入り込み、赤ちゃんに感染する可能性があるのです。
お風呂やシャワー、トイレの温水洗浄便座も使用しないようにしましょう。
スマホを充電する
出産にむけて、自宅にいるうちにスマホの充電をしておくと安心です。
陣痛のピーク時は余裕がなくてスマホを見ることはほとんどないかもしれませんが、
その前後で意外と使いたくなるときがありました。
- 病院の外で待機している家族への連絡
- 産後の赤ちゃんや自分の写真撮影
- 産後の家族への連絡
赤ちゃんを産んだあとはママの体調が変化することが多いため、
そのまま分娩台で1~2時間安静にすることが多いです。
その時間は赤ちゃんを眺めたりもしますが、家族や友人への連絡もたくさんしました。
病院に連絡する
病院から事前に言われている間隔の痛みになったら電話で連絡をします。
初産婦は10分間隔・経産婦は15分間隔など…病院によって連絡する陣痛の間隔が違うと思います。
事前によく確認しておきましょう。
病院への電話で伝えること
病院へ連絡をする際に、伝えること・聞かれることをまとめました。
病院によって多少違いがあるとは思います。
- 名前
- 生年月日
- 出産予定日、妊娠週数
- 破水や出血はあるか?
- 家から病院までの移動手段、移動時間
私のときは、電話口の助産師さんがとても落ち着いた口調で安心できました。
今の状況を正確に伝えるためにも、落ち着いて1つ1つ伝えられると良いですね。
破水した場合はすぐに病院へ連絡する
破水をした場合は、赤ちゃんへの感染の危険があるため陣痛がきていなくても入院することになります。
そのため「破水かな?」と思ったら、病院へ連絡をしましょう。
破水したら、お風呂・シャワー・トイレの温水洗浄便座は使用しないようにして病院へ向かってください。
陣痛タクシーを利用するとき
また、陣痛タクシーで病院まで向かう場合はそちらにも連絡する必要があります。
事前に登録が必要な陣痛タクシーが多いです。
当日に慌てないように、登録を済ませておくと安心ですね。
陣痛タクシーについてはこちらの記事で詳しくお話しています。
まとめ
今回は、自宅で陣痛がきたとき病院へ行くまでにすることをまとめました。
それぞれパパにできることも載せたので、ぜひ一緒に確認してみてください。
初めての陣痛はとくに慌ててしまうことも多いと思います。
あらかじめ何ができるのかを確認しておくと安心です。
ここまでご覧いただき、ありがとうございました。